中国四川省で新種の肉食恐竜の足跡化石が発見されて、その化石になんと「のび太」に由来する名前がつけられました! その名も「エウブロンテス・ノビタイ」!!
この貴重な化石が中国四川省で発見されたのは2020年7月のこと。四川省を襲った集中豪雨の後、ひっくり返った板状の岩石の上に4つの足跡が刻まれているのが見つかりました。中国地質大学(北京)のシン准教授らがこの足跡を詳しく調査した結果、肉食の恐竜エウブロンテス類の新種であることがわかり、この研究が国際的な学術誌で認められたことで今回の命名に至りました。
シン准教授は1982年生まれの39歳。子どもの頃からの『ドラえもん』ファンで、2020年12月に中国で公開された『映画ドラえもん のび太の新恐竜』(日本では2020年8月公開)の中で、のび太が新種の恐竜に自分の名前をつけているのを見て、今回の足跡にのび太の名前をつけたとのこと。学名はラテン語の文法でつづられるのが基本で、「のび太」に人名を示す接尾辞「i(イ)」をつけて「エウブロンテス・ノビタイ(Eubrontes nobitai)」と命名したそうです。