【レポート】アヌシー国際アニメーション映画祭に『化け猫あんずちゃん』の久野遥子監督と山下敦弘監督が登壇!

2024.6.17
ニュース
©いましろたかし・講談社/化け猫あんずちゃん製作委員会

フランス現地時間の6月13日(木)、アヌシー国際アニメーション映画祭2024で『化け猫あんずちゃん』の久野遥子監督と山下敦弘監督が上映前舞台挨拶に登壇いたしました。
山下監督はアヌシー初参加、久野監督は昨年制作中の注目作として「Work in Progress 部門」でプレゼンテーションを行っており、完成した『化け猫あんずちゃん』を携えて1年ぶりの凱旋となります。

映画祭ディレクターのマスセル・ジャンに紹介され『化け猫あんずちゃん』チーム(久野遥子監督、山下敦弘監督、近藤慶一プロデューサー/シンエイ動画、エマニュエル・アラン・レイナル プロデューサー/MiyuProductios、ピエール・ボサロンプロデューサー/MiyuProductios)が大きな拍手で迎えられました。

初めに近藤プロデューサーから「この映画は10年前に僕が思いついた企画になります。そんな思い付きが日仏合作、そして僕の予想以上の映画になったことがとても光栄です」と挨拶がありました。
続いて山下監督は「初めてのアニメ作品がアヌシーで上映されることをすごく光栄に思います。変なキャラクターばかり出てくる映画ですけど(笑)、好きになってくれたら監督としては嬉しいです!」と観客にメッセージを送りました。
また久野監督は「去年Work in Progressで、あんずを5カットだけ持ってきてアヌシーのお客さんたちがそれを熱心に観てくださったことが本当に大切な記憶に今もあります」と昨年のアヌシーを振り返りつつ、「今日全部のカットを! あんずを作った皆さんと、あんずを楽しみしてくださっている皆さんと全員で観られるのがすごく嬉しいです。是非楽しみましょう!」と話しました。
上映がはじまるとあんずちゃんの行動に笑い声が何度もあがるなど、アヌシーでもあんずちゃんの魅力が伝わった様子。上映後はスタンディングオベーションが起こり、客席で一緒に映画を観ていた久野監督、山下監督は感激の面持ちで声援にこたえていました。

関連情報

関連作品